2020年03月18日

石で頭を打って、笛で唇を切って フレンズ1-10改その14

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15:20
[The door opens. Rachel is standing there. Her coat is muddy and torn, her hair is disheveled and her face is bruised. Everyone turns to look]
ドアが開く。レイチェルがそこに立っている。コートは泥だらけで破れており、髪の毛はぼさぼさに乱れて、顔にはあざができている。みんなが振り向いて見る。
モニカ: Oh my gosh! Rachel, honey... are you okay? Where's Paolo? (なんてこと! レイチェル、ハニー…大丈夫? パウロはどこ?)
レイチェル: Rome. Jerk missed his flight. (ローマよ。あのバカが飛行機に乗り損ねたの。)
フィービー: And then your face exploded? (それで、あなたの顔が爆発したの?)
レイチェル: No. Okay. I was at the airport getting into a cab, when this woman, this blond planet with a pocketbook, starts yelling at me. Something about how it was her cab first. And then the next thing I know, she just starts- starts pulling me out by my hair! And I started blowing my attack whistle thingy and then three more cabs show up. So as I'm going to get into a cab, she tackles me! And I hit my head on the curb and cut my lip on my whistle. Oh... Everybody having fun at the party? [To Monica] Are people eating my dip? (いいえ。私が空港でタクシーに乗ろうとしたら、ある女、文庫本(or 古臭いバッグ)を持った、でかくて太った金髪女(or 金髪星人)が、私に怒鳴り始めたの。彼女のタクシーの方が先だった、みたいなことで。それからいつの間にか、その女は私の髪の毛を引っ張って(車から)下ろそうとするの! それで私が、攻撃された時用の笛みたいなものを吹き始めたら、さらに3台のタクシーが現れたの。それで私は一台のタクシーに乗り込もうとすると、その女は私にタックルしてくるの! 私は縁石で頭を打って、笛で唇を切ったの。あぁ…みんなパーティーを楽しんでる? [モニカに] みんな私の(作った)ディップを食べてる?)

モニカはボロボロの格好で現れたレイチェルを見て驚き、Oh, my gosh! 「オー・マイ・ガッシュ!」と言っています。
Oh, my gosh! の意味は Oh, my God! 「オー・マイ・ガッド!」と同じで「なんてこと!」。
gosh は God の婉曲語です。映画やドラマでは、驚いた時などに、Oh, God! や、Oh, my God! などと God という言葉をよく使っていますが、このように驚きの表現として神の名をむやみに使うのはよくないこととされています。
そのため、God と言う代わりに、よく似た言葉の gosh が、God を遠回しに言った婉曲語として使われます。goodness 「グッドネス」が使われることもあります。
モニカも通常は Oh, my God! と言うことが多いですが、今回はモニカの家で大みそかのパーティが開かれており、大勢の客も来ていることから、主催者側・もてなす側として下品にならない言葉を使ったのかな、と思います。

jerk は「愚か者、まぬけ、ばか。むかつくやつ」。
自分の恋人であり愛しているはずのパウロですが、こんなにひどい目に会ったのは、彼が飛行機の便に乗りそこねたからで、彼のせいでこんなことになった、という気持ちから、「あのバカが飛行機に乗りそこねたのよ。」と言っていることになるでしょう。
miss one's flight は「飛行機のフライトに乗り遅れる、乗り損ねる」。miss は「〜しそこなう、しそこねる」。
日本語の「ミスする」は「間違える」という意味で使われますが、その日本語の「ミス」は「ミステイク(mistake)」から来たもので、今回のフライトの場合も、乗る便を「間違えるというミスをした」という意味ではないことに注意しましょう。
また miss には「見逃す」という意味もあります。
アメリカのテレビ番組でCM前によく聞く、”Stay tuned. Don’t miss it!” は「チャンネルはそのままで。見逃すな!」という意味。

explode は「爆発する」。日本語でも頭がボサボサでまとまらない時に、「頭が爆発してる」などと言いますが、今回のレイチェルのあざだらけの顔を見たフィービーが「顔が爆発した」と表現したのも、なるほどという感じ。
名詞形は explosion 「爆発」。

this woman, this blond planet with a pocketbook について。
まず pocketbook は文字通り「ポケットブック」、つまり「文庫本」という意味がありますが、その他に「(ハンド)バッグ」という意味もあります。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
pocketbook
2. (old-fashioned) a woman's purse (=small bag), especially one without a strap
3. a small book with a soft cover that can be carried in a pocket

つまり、2. は「(古い表現)女性のパース(小さなバッグ)、特にストラップがついていないもの」。3. は「ポケットに入れて持ち運べるソフトカバーのついた小さな本」。

レイチェルを含め、フレンズの女性陣は通常、バッグのことを purse と表現することが多いです。
よって今回のレイチェルのセリフにおける pocketbook については、文字通りの「ポケットブック=文庫本」という意味か、あるいは「流行遅れの古臭いバッグ」のようにディスる意味で、purse の古めかしい表現の pocketbook という言葉を使ったのかのどちらかだろうと思います。

this woman, this blond planet について。
この blond planet については過去にコメント欄でご質問があり、その時に追加記事として、phone it in フレンズ1-10その7 を書きました。
その記事も踏まえて、今の私の解釈を述べるとすると、this blond planet については、
1. as big as a planet 惑星のように大きい女
2. a woman from the blond planet 金髪の惑星から来た女=金髪星人
のどちらかだろうと。

1. は「惑星のような形状と表現できるような、大きくてまん丸な女」みたいな感じですが、「でっかくて太った人間」を形容するのに真っ先に planet 「惑星」という言葉が出てくるものかなぁ? という疑問があります。
2. は「同じ人間(地球人)とは思えない」というあきれや驚きを表すユーモラスな表現として、What planet is somebody from?" 「(主語)はどの惑星から来たの?」というフレーズがあるので、その 連想から「金髪の人ばかり住んでいる惑星から来た女みたいに”いかにも金髪、これぞ金髪”って感じの金髪だった」と言いたかったのかなぁ、と。
これについては、from (this) blond planet のように from があれば「金髪惑星の人」=「金髪星人」と解釈できるのですが、今回は from がないので「星人」とは言い切れないという根拠の弱さがあります。

this blond planet と言っている時に、レイチェルは手を広げているので「こんなにでっかい女だった」としぐさで示しているようにも見えるのですが、それより前の getting into a cab の時点ですでに手を広げているので、planet という言葉と同時のピンポイントのしぐさではないことから、そのしぐさが「でっかい、太っている」を示しているとも言い切れない気がしました。

つまり、
1. の「大きくて丸い女」だったら、planet 「惑星」以外の何か他の単語が使われるのではないか? (人間の姿の形容で「惑星」を使うという言葉選びがどうもしっくりこない気がする)
2. の「金髪星人」だったら、this woman, like, from blond planet のようになるのではないか?
という気がするので、判断の決め手に欠ける、、、というのが今の私の見解になります。
(はっきりしない結論ですみません。)

the next thing I know は直訳すると、「私が知る次のことは」なので、「ふと気がつくと、気がついてみると、いつの間にか」。
pull me out by my hair は「私の髪の毛をつかんで私をひきずり出す」。タクシーに乗り込もうとしていたところを外に引きずり出された、というのが pull out と表現されていることになります。
attack whistle は「攻撃されたり、襲われたりしそうになった時に身の危険を周囲に知らせる、大きな音を出す笛」のようなものでしょう。
thingy は thing から来た言葉で「(例の)やつ、あれ」のように漠然と「もの」を指す言葉。
その笛の正式名称を知らなくて、「アタック・ホイッスルみたいな感じのやつ」とぼんやり表現したことになるでしょう。

curb は「車道と歩道の境にある縁石(えんせき)」。
hit my head on the curb and cut my lip on my whistle はどちらも<動詞(hit/cut)+my 部位(head/lip)+on 物(the curb/my whistle)>という形になっています。
on は「接触」なので、前半は縁石に当たる形で頭を打つ、後半は笛に当たる形で唇を切る、と表現したことになります。
その女がタックルしてきたので、縁石で頭を打ってしまったわけですが、唇が切れたのは自分が使っていた笛のせい、、ということで、余計にレイチェルのみじめさが増してしまう感じです。

そこまで話した後、パーティーの出席者が全員、レイチェルの話を黙って聞いていたことに気づいて、レイチェルは思い出したように「みんな、パーティーを楽しんでる?」と尋ねます。
dip は「ディップ」という料理名として日本にも浸透していますが、動詞で「ちょっと浸す」という意味があり、チップスをソースに「ちょっと浸して」食べることからその名前がついています。


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posted by Rach at 13:50| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月10日

彼はそのことで誰よりも恥じていたんだ フレンズ1-10改その13

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14:44
ロス: Let me ask you something, if I showed up here with my new girlfriend, she wouldn't be welcome in your home? (ちょっと聞きたいんだけど、もし僕が新しい彼女と一緒に現れたとしたら、その彼女はお前の家で歓迎されないのか?)
モニカ: I'm thinking your new girlfriend wouldn't urinate on my coffee table. (思うんだけど、あなたの新しい彼女なら、私のコーヒーテーブルでおしっこしたりしないでしょうね。)
ロス: Okay. He was more embarrassed about that than anyone. Okay? And for him to have the courage to walk back in here... like nothing happened.... (そうか。マルセルはそのことについて誰よりも恥ずかしいと思っていたんだ。いいか? そしてマルセルにとってこの場所に戻るという勇気を持つことは… まるで何事もなかったかのように…)
モニカ: All right. All right. Just keep him away from me. (わかった、わかったわ。ただマルセルを私から遠ざけておいて。)
ロス: Thank you. [She walks off] C'mon, Marcel, what do you say you and I do a little mingling? [Marcel runs off] Alright, I'll, uh... catch up with you later. (ありがとう。[モニカは歩き去る] おいで、マルセル、君と僕とでちょっとみんなと話をするっていうのはどう思う? [マルセルは(ロスの肩から降りて)走り去る] わかったよ、僕は…後で君に追いつくから。)

Let me ask you something は「お前(君)に(ちょっと)質問させてくれ」。
じゃあ聞くけどさ、こういう場合はどうなのかな…と続くことが予想される流れです。
if I showed up here with my new girlfriend, she wouldn't be welcome in your home? は showed という過去形と wouldn't が使われていることからわかるように「仮定法過去」。
今は彼女がいないロス(だからマルセルを同伴している…笑)が「もし僕に今彼女がいたら」と「現実とは異なる仮定」をしているので、このように仮定法過去が使われることになります。

welcome は Welcome! 「ようこそ!」や Welcome back! 「お帰りなさい!」のように間投詞的に使われることも多いですが、「歓迎されて」という意味の形容詞としてもよく使われます。
典型的なものが、Thank you. に対して使う、You're welcome. 「どういたしまして」で、You are welcome. のように「be動詞+形容詞」として使われています。
今回は wouldn't be welcome のように助動詞 wouldn't の後に使われているので、be動詞が原形の be となり、be welcome という形になっているということです。

もし僕が同伴したのが猿のマルセルじゃなくて新しい彼女でも同じことをするのか? という表現から、ロスがマルセルのことをまるで恋人のように大事に思っていることがよくわかるのですが、「もし新しい彼女なら」と言ったロスに対して、モニカの方も your new girlfriend wouldn't 「ロスの新しい彼女なら〜したりしないでしょうね」と仮定の意味を込めて返しています。
urinate は動詞で「おしっこをする」。urine なら名詞で「おしっこ、尿、小便」。
「人間ならテーブルでおしっこしたりしないもの」という表現から、過去にマルセルがそういうことをしたと想像できるのですが、その話を持ち出されたロスはさらに怒りが増した様子で、険しい表情で He was more embarrassed about と続けます。

He was more embarrassed about that than anyone. は<more+形容詞+than anyone>という形で、「他の誰よりもより(形容詞)である」、つまり「他のどんな人よりも〜である」ということから、「主語が最も〜である」という最上級の意味になります。
be embarrassed about は「〜で恥ずかしく思う、ばつの悪い思いをする」ということですから、その件、つまり、テーブルでおしっこをしたことについては、マルセル本人が一番ばつの悪い思いをしたんだぞ、ということ。
その件でマルセルは深く傷ついてるんだから、その話題を不用意に持ち出すな、とロスが言いたいことがわかります。
猿のマルセルが、まるで人間のようにテーブルでおしっこしたことを恥じることもない上に、モニカとロスの会話の意味がわかるはずもないわけですから、「そんなこと言ったらマルセルがかわいそうだろ」とロス一人だけがむきになって怒っているという面白さです。

for him to have the courage to walk back in here... like nothing happened.... について。
for A to do は「A が〜すること」で、A は「〜する」(to do)の意味上の主語に当たります。
like nothing happened は「まるで何も起こらなかったように」なので、「まるで何事もなかったかのように」という感覚。
恥を忍んで、そんな失敗がなかったかのような顔してまたここに来ることが、マルセルにとってはどんなに勇気の要ることだったか、、のような話の展開になってきたので、モニカは「わかったからもういいわ、とにかく私に近づけないでね」と言うだけにとどめ、その場を去ります。

What do you say SV? は「SVするのはどうですか? いかがですか?」。
mingle は「パーティーでいろんな人と(かわるがわる)話をする」。
LAAD (Longman Advanced American Dictionary) では、
mingle : to meet and talk with a lot of different people at a social event
つまり「社交行事で、違う人たちと会ったり話したりすること」。
do a little mingling は do a little doing (V-ing) という形で、「ちょっと〜する」と表現したい時には、このような形を使えばいいということです。
catch up with you later は「後で君に追いつく」。
「じゃあこれから二人一緒にみんなに挨拶して回ろうか」と言っていたのに、マルセルはロスの肩から降りて勝手にどこかに行ってしまったので、ロスとしてはバツが悪かったのでしょう。
それで「あぁ、マルセルはそっちに行くんだね。僕も後で追いつくから」とわざわざ言葉にした上で、「じゃあ、僕はこっちから行こうかな」というようにマルセルとは違う方向に歩き出したという流れのようです。
決してマルセルに無視されたわけではなく、「まずは各自がそれぞれ挨拶して回って、後で合流って形にしよう」というテイにしたかったということでしょう。


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posted by Rach at 20:40| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月03日

彼女を覚えてるよね。鮮やかに フレンズ1-10改その12

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13:50
[Scene 6: Mon+Rach's- the party]
シーン6: モニカとレイチェルの部屋。パーティー。
ジャニス: I love this artichoke thing. Oh, don't tell me what's in it. The diet starts tomorrow. [Laughs her Janice laugh] (このアーティチョークの料理、大好きだわ。あぁ、その(料理の)中に何が入ってるかは言わないでね。ダイエットは明日から始まるの。[彼女の”ジャニス笑い”で笑う])
チャンドラー: You remember Janice. ([モニカに] ジャニスのこと、覚えてるよね?)
モニカ: Vividly. (鮮やかに。)
[Someone knocks on the door; Monica gets it]
誰かがドアをノックする。モニカが出る[応対する]。
モニカ: Hi. (はーい。)
サンディー: Hi, I'm Sandy. (はーい、私はサンディーよ。)
ジョーイ: Sandy, hi. Come on in. [She enters, followed by a young boy and a younger girl] ...You brought your kids. (サンディー、はーい。入って。[サンディーは中に入る、若い男の子と女の子がその後に続く] 君は子供を連れてきたんだね。)
サンディー: Yeah. That's okay, right? (それってかまわないわよね?)
[Joey and Monica look at each other and shrug. Ross enters with Marcel on his shoulder]
ジョーイとモニカはお互い顔を見合わせ、肩をすくめる。ロスが肩にマルセルを乗せて入ってくる。
ロス: Par-tay! (パー・テイ!)
モニカ: That thing is not coming in here! (そんなものはここには入らないで!)
ロス: "That thing"? This is how you greet guests at a party? (”そんなもの”だって? お前はパーティーでゲストにそんな風に挨拶するのか?)

artichoke は「アーティチョーク、チョウセンアザミ」で、西洋でよく使われる食材。
I love this artichoke thing. の thing は「もの、やつ」のように漠然と表現する言葉で、具体的な料理名が思い浮かばない場合に、このように「アーティチョークのやつ」と表現すれば「アーティチョークを使ったこれ」のように表現できるわけです。
don't tell me what's in it. The diet starts tomorrow. というのは、「料理の中に太りそうなものが入ってるとか言わないでね、今日はおいしく食べて、ダイエットは明日からにするから」という感覚。
明日という未来を意味する言葉が入っていますが、決まった予定である場合はこのように現在形を使います。
今回は本当に明日からダイエットする計画である、という厳密な話ではないでしょうが、冗談っぽく「ダイエットは明日から始めるの」と言う場合でも、このように予定を表す現在形を使えばいいということです。
ジャニスのトレードマークと言えるあの笑い声ですが、ト書きでは Laughs her Janice laugh 「彼女のジャニス笑いで笑う」のように表現してあるのも面白いです。

そのどぎつい笑いに、パーティーの同伴としてジャニスを呼んだはずのチャンドラーも渋い顔をしています。
チャンドラーが目の前にいるモニカに You remember Janice. と尋ね、モニカが Vividly.「鮮やかに」と答えるのも楽しいです。
印象が強すぎて、忘れようにも忘れられない、鮮烈な記憶として残っている感じがこの一言に出ています。

ト書きの Someone knocks on the door; Monica gets it について。
この get it は「それに出る、応対する」という感覚。
ノックや呼び鈴など、誰かが玄関に来たとわかった時に、「私が出るわ」と言いたい場合に I'll get it. と表現します。
電話が鳴って自分がそれに出ようとする時にも使えます。
日本語の「出る」という言葉から連想しようとするとそれこそ「出てこない」表現ですが、自分がその事柄を引き受けるというような「それをゲットする」という意味でイメージすればわかりやすいかと思います。

その女性はサンディーと名乗り、ジョーイが反応したことから、この人がジョーイの言っていた「バイト先でナンパしたホットな女性」だとわかります。
サンディーに入ってと言うと、サンディーの後ろに続いて男女の子供も二人入ってきたので、ジョーイは状況を悟り、You brought your kids. 「君は子供を連れてきたんだね」と言います。
日本語だと「君は子供を〜」だけで意味は通じますが、英語ではこのように You brought your kids. 「君は君の子供を連れてきたんだね」と your が付くことに注意しましょう。
日本語で直訳すると「君は君の子供を」とあまりにもくどくなってしまいますが、英語ではこれが自然な形だということです。

その後、肩にマルセルを乗せたロスがやってきて、Par-tay! と言っています。
DVDでは Party! と表記されていましたが、Netflix では PAR-TAY. となっていて、実際の発音もいわゆる「パーティー」ではなく、「パー・テイ」という感じでした。
party という単語をちょっと気取った感じで言ってみただけなのかな、それを Netflix では忠実に文字化しただけなのかな、と思っていたのですが、party の意味で partay という綴りの単語も実際に存在するようです。
Wiktionary では以下のように説明されていました。

Wiktionary: partay
Etymology : Alteration of party
Noun
partay (plural partays)
(slang) party (in the sense of an organised gathering of people for the purpose of dancing and otherwise having fun).

つまり、語源:party の変化(変形)
意味は「(スラング)party (踊ったり、それ以外に楽しんだりするという目的の、組織された人の集まりという意味の)」。

Wiktionary に載っている発音も「パーテイ」となっていました。
ですから、やはり party という言葉の変形として partay 「パーテイ」という言葉が存在すると理解しておけばよいでしょう。

パーティーに猿のマルセルを連れてきたロスに対して、モニカは怒ったように That thing is not coming in here! と言っています。
それを聞いたロスが "That thing"? と怒った顔で繰り返したことで、マルセルを that thing と呼んだことに対して、ロスが怒っていることがわかります。
This is how you greet guests at a party? は「これがお前がパーティーでゲストに挨拶するやり方なのか、お前はパーティーで、ゲストにこんな風に挨拶するのか」ということ。
パーティーのゲストに対して、こんな挨拶は失礼だと思わないのか? と言いたいわけです。
ロスはマルセルをいつも he と人称代名詞で呼んでいますが、モニカが That thing と
まさに「モノ」呼ばわりしたことに対して怒っているのです。
今回のシーンの最初に、this artichoke thing という表現も出てきたように、thing は「〜ってやつ、もの」と表現するのに便利な単語ですが、可愛がっているペットを he / she と人称代名詞で呼ぶ飼い主に対して、that thing のように「モノ」と表現すると飼い主が気を悪くするということもこのやり取りでよくわかるでしょう。


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posted by Rach at 17:49| Comment(2) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月23日

書店用POP作っていただきました

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2020年2月8日(土)発売の私の6冊目の著書「リアルな英語の9割はアカデミー賞映画で学べる!」(池田書店)につきまして、早速お買い上げ下さった皆様、本当にありがとうございます!<(_ _)>

200208book480px.jpg


今回、以下のような、書店用のPOPも作っていただきました!

200223POP480px.jpg

リアル書店さんでは、前作「海外ドラマで学べる」と並べて面陳して下さっているところも多く、このPOPを一緒に飾って下さっているのも見ました♪
皆様のお近くの書店でこのPOPがあれば、目を留めていただければ嬉しいです(^^)

併せてあと2つお知らせがあります。
電子書籍のリクエストもいただいているのですが、残念ながら電子書籍化の予定はございません。どうかご了承下さいませ。
また、以下のアマゾン
Amazon.co.jp: リアルな英語の9割はアカデミー賞映画で学べる!
では、目次、本文の一部分を画像として公開しております。
お買い上げの際に、参考にしていただければ幸いです。

Rach からの嬉しいお知らせでした♪


P.S. 「フレンズ解説記事」は、今日、この下に(1つ前の記事として)投稿しています。


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posted by Rach at 16:20| Comment(0) | 著書6冊目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

もし(実際に)行くのならもっとワクワクするだろうね フレンズ1-10改その11

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12:35
[Commercial]
[Scene 5: Max and David's lab. They are working. Phoebe knocks on the door]
シーン5: マックスとデビッドのラボ。二人は仕事をしている。フィービーがドアをノックする。
フィービー: Hello? (ハロー。)
デビッド: Hey! (やあ!)
フィービー: Hi. (はーい。)
デビッド: Hi! [Kisses her] What-what are you doing here? (はーい! [フィービーにキスする] ここで何してるの?[ここに何しに来たの?])
フィービー: Um, well, Max told me about Minsk. So, you know, [Puts on a fake cheery voice] congratulations! This is so exciting! (あぁ、マックスが私にミンスクの話をしたの。だから、ほら [偽りの元気な声で] おめでとう! これってすっごくワクワクするわね!)
マックス: It'd be even more exciting, if we were going. (もっとワクワクするだろうね、もし僕たちが(実際に)行くんだったら。)
フィービー: Oh, you're not going? [Fake disappointed voice] Oh, why? (あら、あなたたちは行かないの? [偽りのがっかりした声で] まぁ、どうして?
マックス: Tell her, David. "I don't wanna go to Minsk to work with Lipson and Yamaguchi and Flank, oh, nonononononono. I wanna stay here and make out with my girlfriend!" [Storms out] (彼女に言ってやれ、デビッド。「僕はリプソン、山口、フランクと一緒に働くためにミンスクには行きたくない。あぁ、行きたくない行きたくない。僕はここに残って、僕の恋人といちゃいちゃしたいんだ。[マックスは荒々しく出ていく])
デビッド: Okay, thank you, Max. Thank you. (オッケー、ありがとう、マックス。ありがとう)
フィービー: So-so you're really not going? (それじゃあ、あなたは本当に行かないの?)
デビッド: I don't know. I don't know what I'm gonna do. I just.... You decide. (わからない。僕はどうすればいいのかわからないんだ。僕はただ… 君が決めて。)
フィービー: Oh, don't do that. (あぁ、そんなことを言うのはやめて。)
デビッド: Please? (お願いだよ。)
フィービー: Oh no no. (あぁ、だめよ。)
デビッド: No, but I'm asking you. (いや、でもお願いだから。)
フィービー: Oh, but I can't. (あぁ、でも私にはできないわ。)
デビッド: No, but I can't-- (だめだ、でも僕にはできない…)
フィービー: It's your thing, and-- (あなたのことなのよ、だから…)
デビッド: --make the decision-- (決めるなんて(できない))
フィービー: Okay, um, stay. (わかったわ、残って。)
デビッド: Stay. (残る。)
フィービー: Stay. (残るの。)
[He thinks for a moment and sweeps the stuff off the table]
デビッドはしばらく考えて、(テーブルの上にある)ものをテーブルから払い落とす。
フィービー: Getting so good at that! [She hops on] (そういうことするの、うまくなってるわね! [フィービーはテーブルに飛び乗る])
デビッド: It was Max's stuff. [They kiss] (マックスのものだったから。[二人はキスする])

突然ラボを訪ねてきたフィービーを見て、デビッドは What are you doing here? と言っています。
直訳すると「ここで何をしてるの?」ということですが、この場合は「どうしてここに来たの?」というニュアンス。
今フィービーがここにいることが驚きで、「どうして、何しに、ここに姿を見せたの?」と言っている感覚です。

Congratulations! は「おめでとう!」
日本語でカタナカ表記で「コングラッチュレーション!」と表記されることもありますが、英語では必ず複数形になり、語尾に -s がつきます(つまり「コングラッチュレーションズ」になるということ)。

デビッドがミンスクに行くと知ったフィービーはショックを受けているのですが、フィービーは元気そうな作り声で「これってとってもエキサイティングね」と言います。

それに対して、同僚のマックスが、二人の方は見ずに、でも二人に聞こえるような独り言を言うかのように、It'd be even more exciting, if we were going. と発言します。
It'd be = It would be なので、It would be, if we were doing という形になっているわけですが、これは「仮定法過去」となります。
仮定法過去は「現在の事実とは反対の仮定」をする時に使われる表現なので、if we were going のように仮定法過去が使われていることで、「実際には行かない」ということが示唆されます。
そのため、フィービーも即座に Oh, you're not going? 「まぁ、あなたたちは(ミンスクに)行かないの?」と返しているわけです。

先ほどは、カラ元気のように「おめでとう」と言っていたフィービーですが、行かないとわかると、今度は落ち込んだ風を装った声で Oh, why? と言っています。
本心とは違うフェイクな声であることを、下手な演技っぽく表現しているということ。
二人が行かない理由について、マックスはイライラした様子で「君の本心を彼女に言ってやれよ」という風に、デビッドの気持ちを代弁しています。
一緒にミンスクに行く研究仲間の名前には、Yamaguchi という、日本人または日系人っぽい名前も含まれています。

make out with my girlfriend は「僕の恋人といちゃいちゃする」。
make out は「(恋愛対象の相手と)いちゃいちゃする、いちゃつく、エッチする」という意味で、軽いいちゃつきから、本格的なエッチに至るまで、幅広く使える表現。

そう言ったマックスは、自分のPCをパタンと閉じて、部屋を出て行きます。
ト書きの storm out は「怒って・荒々しく(部屋を)出て行く」。
storm は「嵐」ですから、嵐のように荒々しい感じをイメージすればよいでしょう。

You decide. は「君が決めて」。
自分では決められないからフィービーに決めてほしいと言うデビッドですが、フィービーも Don't do that. 「そんなことしないで(そんなこと言わないで、私に決めさせようとしないで)」と拒否し、しばらく二人の問答が続きます。
何度もやりとりがあった後で、フィービーが Stay. 「ここに残って」と言い、Stay. で話が落ち着きます。
デビッドはテーブルの上にあった書類を払い落とし、それを見たフィービーは「そういうことをするのがうまくなってるわね」と言い、嬉しそうに自らテーブルの上に飛び乗ります。
It was Max's stuff. の stuff は「物(もの)」で、ト書きでも sweeps the stuff off the table として出てきました。
何かしらの「もの」、誰かの「持ち物、所持品」を漠然と指すのに使われる単語です。
以前のテーブルの上のものを払いのけるかどうかというシーンでは、「これは高価なもので、これはもらいもので…」などと躊躇していましたが、今回は「彼の私物で僕の持ち物じゃないから」という理由で躊躇なく払い落とせたと説明したわけです。
ミンスクに行かないとマックスに言った後も、まだ悩んでいる様子のデビッドでしたが、フィービーに「残って」と言われて決心がつき、「私のために残って」「君のために残るよ」と決めた瞬間だから、ここは情熱的に愛し合う場面だよね、と言わんばかりに、「机の上のものを払いのける」モードに入ったという流れです。


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posted by Rach at 15:23| Comment(0) | フレンズ シーズン1改 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月08日

著書6冊目出版しました! 「アカデミー賞映画で学べる!」

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記事タイトルにもありますように、本日2020年2月8日(土)に、私、Rach は、著書6冊目となる、英語フレーズ本を出版いたしました!
タイトルは、
リアルな英語の9割はアカデミー賞映画で学べる!
で、池田書店より出版されます。

アマゾンではこちら。
Amazon.co.jp: リアルな英語の9割はアカデミー賞映画で学べる!

帯付きの表紙画像はこちら。
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アマゾンでの発売日が2月8日で、週明けにはリアル書店さんの店頭にも並ぶ模様です。

私は著書4冊目として、同じく池田書店から「リアルな英語の9割は海外ドラマで学べる!」という本を2017年12月に出版しました。
その時は人気海外ドラマで実際に使われたセリフを例文として掲載していましたが、今回は「アカデミー賞映画で実際に使われたセリフ」を例文として使わせていただいています。

掲載映画は以下の7作品です(かっこ内は公開年)。

ボヘミアン・ラプソディ (2018年)
シェイプ・オブ・ウォーター (2017年)
ラ・ラ・ランド (2016年)
博士と彼女のセオリー (2014年)
タイタニック (1997年)
バック・トゥ・ザ・フューチャー (1985年)
ローマの休日 (1953年)

不朽の名作から最新人気作まで、幅広いジャンルの映画から「使える英語表現」をわかりやすく解説しています。
アカデミー賞映画で実際に使われているセリフを250以上、
アカデミー賞映画に頻出する応用表現を140以上、
豊富な写真やイラストとともに紹介しています。

前作「〜海外ドラマで学べる!」でもイラストを描いて下さったイラストレーターのサダさんが、今回も表紙と本文中のイラストを担当して下さいました。
私はサダさんのイラストが大好きなので、今回も描いていただけたことはとても嬉しかったです。

今回セリフを使わせていただいたこの7作品のうち、いくつかについて語らせて下さい。

皆様の記憶にも新しい「ボヘミアン・ラプソディ」ですが、私もこの作品に夢中になった一人で、通常版だけでなく、IMAXも観ました(エキスポシティで)。当たり前のようにサントラもブルーレイも購入し、炊事の時にはキッチンでクイーンのプレイリストがリピート状態。
5冊目の著書「海外ドラマ英和辞典」の p87 で degree という単語を解説する際、「Queen の名曲 Don't Stop Me Now の中にも、two hundred degrees 「200度」(中略)という単語が登場している」と書いたのは、執筆当時クイーンばかり聴いていたのと、この曲が大好きだったからで、その本ではフレディを演じたラミ・マレック主演のドラマ「MR. ROBOT」のセリフを使わせていただき、帯にラミ・マレックのジャケット写真を使わせていただけたのも、とても嬉しかったのです。
今回の本の企画が決まったのは、上のような日々を過ごした「後」でしたので、「自分がファンとして楽しんでいる作品を、自分の著書で解説することができるなんて!」と、それはそれは嬉しい気持ちでいっぱいでした。

今日の本の発売日から数えて11日前の1月28日(火)には、京セラドーム大阪で開催された、クイーン+アダム・ランバートの THE RHAPSODY TOUR もしっかり観に行っていました!

終演後の写真。ツアーTシャツを着ています^^
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ツアータイトルの通り、映画「ボヘミアン・ラプソディ」で使われた楽曲が多く演奏され、圧巻のパフォーマンスで、感動に酔いしれました。このような素晴らしいライヴを経験した翌週にこの本を出せたという幸運に心より感謝し、本当に光栄なことだと思っています。

ツアープログラムの表紙を開いて最初のページに、以下の内容が書いてありました。
Adam の運命を変えたのは1992年のコメディ映画 Wayne's World で Bohemian Rhapsody を聞いた時だった。
たまたま、今回の本の p66 「ちょっと寄り道! 映画のツボ」というコーナーの「キャスティングの妙」というタイトルで、その映画「ウェインズ・ワールド」について触れており、私は以下のように書いています。
「この映画(「ウェインズ・ワールド」)のヒットのおかげで、リアルタイムのクイーン世代ではなかったアメリカの若者に「ボ・ラプ」という楽曲が浸透したとも言われています。」

アダムは、オーディション番組『アメリカン・アイドル』出身で、1982年生まれの現在38歳。
「ウェインズ・ワールド」を見たのは10歳頃なので「若者」と呼ぶには幼すぎるかもしれませんが、「この映画でこの曲を知ったアメリカの若者や子供」の一人であると言えそうで、クイーンのライヴと自分の本との接点を感じられて、とても嬉しい気持ちになりました。

本書の「映画のツボ」というコーナーでは、英語のセリフ解釈そのものからは少し離れた、サブカル的なことや文化的背景などについて語らせていただいており、他の映画でもいくつかそのコーナーが出てきます。
ある映画には「スター・トレック」ネタが出てきたので、その話を他のSFと絡めて書きました。私はトレッキー(Trekkie=『スター・トレック』のファン)なので、自分の本の中でトレックネタが書けて幸せでした。
トレッキーなので「宇宙」の話も大好きで、ホーキング博士の半生を描いた映画『博士と彼女のセオリー』がラインナップに含まれたことも大変光栄でした。ホーキング博士と、天体物理学者であるクイーンのブライアン・メイとの関係についても「映画のツボ」で書かせていただいています。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)」は学生の頃から大好きな映画で、こちらも「海外ドラマ英和辞典」の conclusion, flush, precisely で、BTTFのセリフに絡めた解説をしています(何かの解説をしようとする時に、好きな映画のセリフが真っ先に浮かんでしまうということなんですよね)。
今回の本のあとがきに、私は以下のように書いています。
「今から30年前、大学生だった私は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をビデオテープに録画して英語を学ぼうとしたことがありました。」
今回の本のラインナップにBTTFが含まれているため、とってつけたようにその名前を挙げたように思われてしまうかもしれませんが、「大学生の頃、BTTFで英語を学ぼうとした」ということは、2016年4月発売の3冊目の著書「海外ドラマDVD英語学習法」 p160 「DVD出現前に、すでにプロトタイプを経験済み」という項目で書いています。

当時の私が英語を学ぶために選んだ映画は、他のどの作品でもなくまさにBTTFでした。
BTTFの日本での公開は1985年12月で、今年(2020年)の12月で公開から35年となります。公開当時は私は高校生。その頃はまだリスニングテストすら存在しない時代でしたので、受験生の頃は音声を使って学ぶことは一切なく、「いわゆる受験英語」に励む日々でした。大学に入ってしばらくしてから、受験英語とは違う形の「ネイティブの話す英語が聞き取れるような英語学習法」として、BTTFのビデオを見ながら学んでみよう、と思い立ったのです。

「30年」というスパンは、前の時代を表す言葉としてよく使われるものですが、BTTFでマーティがタイムトラベルによって戻った時間が「30年」で、私が大学生時代にBTTFで英語を学ぼうとしてから今回この本を出すまでが「30年」、、、ということに気づいて、私にはとても感慨深いものがありました。
今回の本を書くにあたり、今まで何度も繰り返し観てきたBTTFを改めてじっくり見返すことになりましたが、「生きたセリフから英語を学ぶことは楽しい」という気持ちは当時と全く同じでした。
操作がアナログで英語字幕の切替などもできないビデオテープに比べると、今の技術の進歩は目覚ましく、動画配信に至っては「外出先で字幕・音声を切り替えての視聴可能」というところまで来ています。
洋画や海外ドラマをこんなに便利に視聴できる環境になった今、これを利用して英語を学ばないのはもったいない! と私は強く訴えたいです。
近年、動画配信サービスが急速に発達してきましたが、今年2020年もさらに新しい企業の参入が予定されており、映画やドラマを視聴できる環境はどんどん便利になっていきます。
この本を、洋画で英語を学ぶきっかけにしていただければ本当に嬉しいです。

ちょっと脱線しますが、「海外ドラマ英和辞典」 p297 の bald の例文の「SUITS」のセリフ。
ルイス : You know what an Oscar looks like? Academy Award. Bald guy.
オスカー(像)ってどんな姿か知ってるよな? アカデミー賞の。頭のはげた男。
(解説)ルイスが言う通り、像の頭部には髪の毛がない。

bald の説明としてわかりやすいし、個人攻撃にもならないし、、と思って、このセリフをたまたま例文に選んだだけだったのですが、それから5ヵ月後に出る次の本の帯にその金色のオスカー像が燦然と輝くことになろうとは夢にも思っていませんでした。
アカデミー賞受賞作品であり、人気作品でもある映画のセリフを解説する本を今回書かせていただけたことは、本当に光栄です。
今年のアカデミー賞(第92回)授賞式は、日本時間で2月10日(月)に開催されます。
授賞式の2日前というタイミングで出版できたことにも感謝です。

実際の映画のセリフを使った本を出版することができるのも、長年このブログを読み、応援し続けて下さった読者の皆様方のおかげと、心より感謝しております。本当にありがとうございます<(_ _)>

ここに至るまでの全てのご縁とこの本にかかわって下さったすべての皆様に、そして、生きた英語の宝庫であるアカデミー賞映画のセリフを例文として使わせていただけたことに、心より感謝申し上げます。

洋画や海外ドラマの生きたセリフから英語を学ぶことはこんなに楽しい、こんなに多くのことが学べる! ということをお伝えすることができるよう、これからも全力でブログを頑張ります!
どうかこれからもよろしくお願いします。

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posted by Rach at 09:56| Comment(17) | 著書6冊目 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする